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静かにして!

教室を運営する上で、「静けさ」という環境を維持するのは、結構複雑で大変な課題。
子供らが集まってくれば、当然友達同士のつながりが増えていくし、仲の良い子同士は話したがる。

その上、授業の声や、自習室でのわからない問題の解説も「騒音」になりかねない。

線引きが難しい。
子供らが喋ってるからといって、何でもかんでも「静かに」「うるさいよ」と注意しても、効果あるどころか、かえって反抗心を生み、「目を盗んで」おしゃべりをする。丸わかりだけどね(笑)

「とりあえず仲良くなってからじゃないと。共通の話題とかで打ち解ければこっちの言うこと聞いてくれるから」
なんてオーナーは言うけど、ぶっちゃけそういう問題でもないと思う。そんなの一時的な効果でしかないことは私は見て分かっているし。

そもそも仲良くなるまでは黙認すんのか?って話。それじゃフェアじゃない。見て見ぬフリしてんの知ってんだからね。一方に注意しておいて、もう一方には注意しないって、筋通ってないし。

ただ私の中での迷いは別にあって。
将来によく分からない不安を抱えながらも、とりあえず目の前の勉強や課題をこなすのに精一杯な子供らにとって、友達との繋がりってすごく大事で。それがあるから頑張れるってときも当然あると思うの。

周りに迷惑をかけるということを度外視すれば、協力しあって、元気付けあって勉強している彼らの姿は至って健全で、それを無闇に引き離すことはとても抵抗がある。

「勉強」というものに対するそれぞれの考え方もわかる。頭の良い人たちにとって、勉強は一人でやるもの。自分一人ではどうにもならなくなった時だけ、少し手を貸してもらうだけ。

そんな人たちから見れば、成績の振るわないもの同士が結託して勉強している様は、足の引っ張り合い、もしくは傷の舐め合いに見えるようです。

実際にそうかもしれない。

でも私は本当にそうか?と思う。
私は中学のとき、友達ほとんどいなくて、ただ唯一小学校のときからの付き合いの友達と一緒に塾に行ってた。ちゃんと頑張れた。その子と一緒で楽しかったから。

必ずしもそうとは限らないっていうのを追求し出すと果てしなくなっちゃうから、あんまり良くないかもしれないけどね。どこかで決断しなくちゃいけない。

彼らに嫌われようと好かれようと、大事なことを見失わない大人でありたい。彼らが大事にしているものを、一緒に大事に出来る大人でもありたい。

それで引き裂かれる(笑)
右往左往してしまう。優柔不断だな(笑)